「布団に入って目を閉じても、なかなか寝つけない」「気づけば1時間以上も天井を見つめている」——そんな夜が続いていませんか。実はその原因、単なる寝不足や生活習慣の乱れだけではなく、脳と自律神経の働き方に隠れていることがあります。
■入眠を妨げる”脳の興奮”
眠りに入るには、活動を司る交感神経から、休息を司る副交感神経へと自律神経のスイッチが切り替わる必要があります。しかし日中に受け取った大量の情報やストレスが処理しきれないまま夜を迎えると、脳の興奮状態が続き、交感神経が優位なまま布団に入ることになります。体は横になっていても脳が緊張したままでは、スムーズに入眠のスイッチへ切り替わりません。
■考えごとが止まらないのも脳疲労のサイン
「布団の中で今日の出来事や明日の予定が頭から離れない」という状態も、脳が情報を整理しきれずに稼働し続けているサインです。脳が休息モードに入れないまま時間だけが過ぎ、寝つきの悪さや浅い眠りにつながっていきます。この状態が続くと、眠れないこと自体への焦りがさらに交感神経を刺激し、悪循環に陥りやすくなります。
■今日からできること
就寝1時間前はスマホやパソコンの画面から離れ、部屋の照明を落として過ごしましょう。深くゆっくりとした呼吸を数回繰り返すことで、副交感神経が働きやすくなります。頭皮や首まわりの緊張をほぐすセルフケアも、脳を興奮状態からスイッチオフへ導く助けになります。焦らず、脳を静める時間を意識的につくることが、快眠への第一歩です。
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