秋口に感じる”だるさ”の正体——寒暖差が自律神経に与える負担とは
  • 2026.09.10
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  • 朝晩は涼しくなってきたのに、日中はまだ暑さが残る——そんな季節の変わり目に「なんとなく体がだるい」「疲れが取れない」「やる気が出ない」と感じる方が増えています。これは気のせいではなく、寒暖差によって自律神経が消耗している可能性があります。

    ■寒暖差が自律神経を疲弊させる仕組み
    自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって、体温を一定に保つ働きをしています。1日の寒暖差が7度以上になると、体は体温調整のために自律神経を頻繁に切り替える必要があり、エネルギーを大きく消耗します。これがいわゆる「秋バテ」の正体です。気温差そのものよりも、この切り替えの回数と頻度が体への負担を大きくしていると考えられています。

    ■自律神経の乱れは脳疲労にもつながる
    自律神経が乱れると、睡眠の質が低下しやすくなります。睡眠中に脳内の老廃物を排出する仕組み(グリンパティックシステム)も自律神経の状態に左右されるため、寝ても疲れが取れない状態が続くと、脳の回復自体が追いつかなくなる悪循環に陥ります。つまり、季節の変わり目のだるさの背景には、自律神経の乱れと脳疲労がセットで存在していることが少なくないのです。

    ■今日からできること
    ・朝晩用に羽織れるものを一枚用意し、体温変化をゆるやかにする
    ・就寝1〜2時間前に38〜40度のお湯にゆっくり浸かり、副交感神経を優位にする
    ・首元やお腹まわりを温め、自律神経の中枢に近い部分を冷やさない

    季節の変わり目のだるさは、体と脳からの立派なサインです。「そのうち慣れるだろう」と放置せず、早めに気づいて負担を溜め込まない過ごし方を心がけましょう。

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