夜中にふと目が覚める「中途覚醒」——その裏に隠れた自律神経の乱れ
  • 2026.08.06
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  • 「眠りについたはずなのに、夜中に何度も目が覚めてしまう」——このような中途覚醒に悩む方が増えています。実はこの症状、単なる寝苦しさではなく、自律神経のバランスの乱れが深く関わっていることがわかってきました。

    ■交感神経が眠りを妨げる仕組み
    自律神経は、日中に活発になる交感神経と、夜にリラックスを促す副交感神経から成り立っています。強いストレスや緊張状態が続くと、本来夜に休むはずの交感神経が優位なまま活動を続けてしまいます。交感神経は危険に備える「戦闘モード」の神経で、心拍数や血圧を上げ、脳を興奮させたまま保ってしまうのです。その結果、深い眠りに入りにくくなり、些細な物音や体温変化でも目が覚めやすくなります。

    ■脳疲労と老廃物排出の悪循環
    深い眠りの間、脳は日中に溜まったアミロイドβなどの老廃物を洗い流す「掃除の時間」を持っています。しかし中途覚醒によって睡眠サイクルが分断されると、この排出作業が十分に行われず、脳に疲労物質が残りやすくなります。すると日中の集中力低下や倦怠感として脳疲労が蓄積し、それがさらに自律神経を乱すという悪循環に陥るのです。

    今日からできることとして、就寝1時間前はスマートフォンの光を避け、ゆっくりとした深い呼吸を意識して副交感神経を優位にする時間を作ってみましょう。首や肩まわりを温めて血流を促すことも、交感神経の緊張を和らげる助けになります。

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